さて今週もSHIROBAKOが絶賛放送中のようですが、同じくアニメ業界を題材にした「ハケンアニメ！」という小説が本屋大賞ノミネートということで購読してみましたが、連載されてたのが老舗の女性ファッション誌「アンアン」と知りびっくり。

— trigun_movie (@trigun_movie) 2015, 2月 12

SHIROBAKOのみゃーもりさんは制作デスク、ハケンアニメ！でも制作会社の女性Pがヒロインとして登場します。クリエイターを交えながら制作現場をトータルで描いていく、となると現場のプロデューサーが主人公にふさわしいのかもしれませんね。

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プロデューサーも「制作P」「メーカーP」「宣伝P」「音楽P」「クリエイティブP」とまあ、いろいろありますね。結構漠然とした職責だなあｗ。

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予約数というのは発売前にお客様が店頭その他で予約した数の集計で、まあこれはわかりやすいですよね。お店のほうでは予約状況ももちろん、新作の前評判や人気具合を見ながら、それぞれの経験値も踏まえつつメーカーへの注文数を決めます。これが受注数ですね。

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ちなみに売れ筋のタイトルでも大概どこかにはいくばくかの店頭在庫が残るので「出荷＝消化（店頭売り上げ）」とはなりません。

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発売直後に店頭在庫が切れがちなのは「前評判はそれほどでもなかったけど放送後段々と人気が出た」ような作品の場合が多いようです。ユーザーの挙動も遅れるので、初回受注の締めまでにお店も動向をつかみきれないんですね。

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だったら多めに発注しときゃいいじゃんと思うかもしれませんが、在庫リスクを抱えるのは嫌ですし「余っちゃった」とすぐに返品されたらメーカーだって困ります。おまけに昨今はリリースされるタイトル数が半端ないので「余計な在庫置く場所ない」という問題もあります。

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ちなみにネット上でよく引き合いに出されるオリコンの数字は、独自の集計データに基づく売上推定数です。メーカーの出荷数は店頭消化＋店頭在庫ですから、この数字よりは概ね何割か高い数字になります。

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ですから、たまに制作スタッフや原作者の方が「メーカーから聞いて思ってたのより、デイリーの数字低いんだけど…」と呟かれている場合は、出荷に対する初動の店頭消化が思ったほど進んでいない…ということになります。

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ちなみにトライガンのTV版パッケージ第1巻発売当日には有難いことに発売当日のバックオーダーでメーカー在庫切れとなりました。しかし逆に言えば販売店様や営業サイドに対する事前アピールが足りなかったわけですから、やはりPとしては反省点多いですね。

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　　　　　 　 　 　 ／　ノ　　＼ ＼　前評判もそれほどでもなかったけど放送後も人気あがらなかったアニメは・・・
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　　 　 　 ／　─　 　 ─　＼_ノ　　数字低い作品は店頭でも完売っての見ないしね・・・・
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