妖怪ウォッチ:ポケモンに続け　関連グッズ大売れ

　妖怪たちが小学生の世界で暴れている。ゲームソフトやアニメ、漫画を同時展開する「妖怪ウォッチ」。関連グッズは売れに売れ、「あのポケモンに続く大ヒットになるのでは」との声が聞かれ始めた。

　特に子供の心をくすぐっているのが「妖怪メダル」だ。別売りの「ＤＸ妖怪ウォッチ」（バンダイ、税抜き３２００円）にセットすると、妖怪が登場する時の音楽が流れる。メダルの裏には固有の二次元Ｒコードが貼られ
ニンテンドー３ＤＳで読み取ってアイテムを獲得したり、店頭設置のゲーム機にかざして新たなメダルを入手したりできる

　メダルは２枚パック（同１８０円）の他、関連の書籍やお菓子のおまけとしても売られている。バンダイによると出荷量は６月末までに３２００万枚に達し、ウォッチは３月までに約１０万個が売れた。

「ウォッチもメダルも売り出した瞬間になくなる。『この店にある』という情報をネットで見つけて買いに来られても間に合わない状態です」と、玩具販売大手「日本トイザらス」の広報担当者は驚く。メダルなど関連商品の今年度の売り上げは、バンダイナムコホールディングス全体で７０億円を上回る見通しだ。

　漫画やアニメも含めた典型的なクロスメディア戦略が当たった格好。だが、ヒットの理由は他にもある。

レベルファイブの日野社長がこだわったのは「子供たちの共感を得られること」だ。

例えば、学校でトイレの「大」に行くのを知られたくない子供心を取り上げ、とりつかれると秘密をしゃべってしまう妖怪「バクロ婆（ばあ）」を登場させた

「子供のリアルな悩みをテーマにしたのが支持されているのでは」と話す。

（略）

多彩なキャラクター、クロスメディア戦略の成功例といえば「ポケットモンスター」だ。
ライセンス管理会社「ポケモン」によると、１９９６年の登場以来、関連のゲームソフト、映画、ライセンス商品などの売り上げ累計は全世界で４．２兆円以上になる。

ゲームライターの田下広夢さんは「ポケモンのゲームソフトは発売初週に２００万本を売り上げるが、買うのはむしろ大人が多く、そのために攻略が難しい仕掛けも盛り込んでいる。『妖怪ウォッチ』も、どこまで支持世代を広げられるかが鍵でしょう」と話す。

　１０日には新ソフト「妖怪ウォッチ２」の「元祖」と「本家」が発売される。妖怪だけに大化けしかねない。

http://mainichi.jp/select/news/20140703k0000e040202000c2.html

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　　　　　 　 ／　　　 　 ＼　つかポケモンってやっぱ大人が多いのね買ってる人
　　 　 　 ／　　─　 　 ─＼　まぁ子供も多いんだろうけどさ
　　 　 ／　 　 （●）　 （●） ＼いつかプリキュアとアイカツが逆転するみたいに　ピカ様を抜く妖怪ウォッチが見れる日がくるのか
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