度重なる不倫報道で、番組降板などが相次いでいた人気声優の櫻井孝宏（48）が、7月6日から放送のTBS系アニメ「呪術廻戦」（木曜午後11時56分）第2期「懐玉・玉折（かいぎょく・ぎょくせつ）」で、第1期に続き、夏油傑（げとう・すぐる）役の声を担当することが分かった。25日、公式サイトで公開された。

　櫻井は昨年10月、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組の放送作家と約10年不倫交際していたことが報じられ、今年1月にも別の相手との15年にもわたる交際が報道された。世間からはバッシングを受けてラジオ番組は終了。ほか、レギュラーでナレーションを務めていた番組や声優の仕事を降板をしていた。それだけに「夏油傑」役の行方も注目され、今後の活動が危ぶまれていた。

　続投が決まった後、Twitterでは、「櫻井孝宏」がトレンド入り。一部には

《櫻井孝宏すごい好きだったのに不倫騒動で名前見るのも嫌になっちゃった》
《櫻井孝宏擁護派はちょっとは自分の頭でモラルについて考えて欲しい。呪術の制作チームにも呆れた》

と批判の投稿も見られたが、意外にも多くは好意的なものだ。

《ううーーー！夏油が櫻井孝宏のままで嬉しいよォ 一晩経ってからまた嬉しくて泣けてきた》　

《呪術廻戦好きだから とか夏油傑好きだから とか言ってるのに「キャラの声が変わる」事より「櫻井孝宏への私刑」を優先してる時点でキャラ愛なんてその程度なんだよなぁw》

《夏油そのまんまでよかった！ 櫻井孝宏の声しかないと思ってたからほんとによかった》

「批判の投稿を見ると『不倫した声優が担当すると原作が汚される』といった理由が述べられることが多いですが、

そもそも原作ファンにとってはアニメ化にする時点で、原作のイメージは崩れているので、『別物だ』と言います。だから、声優が誰であろうと関係がない。アニメファンにとっても、一度ハマった声が変わってしまうほうが世界観が壊されてしまう。主役は声優ではなくキャラクターですから。原作やアニメの世界観のファンには不倫で続投にそれほど批判の声はない。
嫌悪感を抱くのは櫻井さん本人のファンや芸能人と同じく不倫そのものを不快に感じる層。しかし、『呪術廻戦』ような作品自体のファンが圧倒的に多い場合、声優のプライベートは影響しにくい。櫻井さんの降板は“必至”ではなかったわけです」（アニメ制作会社関係者）

　もちろん、声優の病気などによる降板や、刑事罰を受けるような事件を起こせば別だが、芸能人の不倫騒動とは少し違うようだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e7f2d631f2c0b3d3c409a7c3603dba03b5280fd5