毎クールごとに“今期の覇権アニメ”をひたすら探し求める傾向がある昨今。

そんな中、大ヒット作の続編が、以前と同じように盛り上がりを見せるケースはほとんどない。

どうして続編はそこまで盛り上がらないのか。

“オタレント”の小新井涼さんが、ファンの目線から分析する。

どんなに人気の作品でも、アニメの続編が1期を上回る盛り上がりをみせるのはなかなか難しいようです。かつて一大ムーブメントを起こしたあの「進撃の巨人」でさえ、今期放送中の続編は、1期ほど爆発的な盛り上がりは見せていないように思います。出来が残念なわけではなく、より迫力が増した映像で世界観の謎に迫ってゆく緊張感は、むしろ期待にたがわぬ面白さです。だとすると、単純にファンの心離れが原因なのでしょうか。

かく言う自分も、好きなキャラの生誕祭を行い、朝イチでコラボグッズを買いに走っていた1期放送当時と比べれば、確かに「進撃」熱は落ち着きました。とは言え続編放送までの間に「飽きた」、「嫌いになった」というマイナスの変化があったわけではありませんし今でももちろん大好きです。

そこでふと気になったのですが、実は続編作品の盛り上がりを阻害する大きな壁となっているのは、心離れなどのマイナスの変化ではなく、むしろそういった“一見ポジティブな変化”の方なのではないでしょうか。

“一見ポジティブな変化”とは、まずファンの中でその作品が「今の一番」から「殿堂入り」へと変化することです。作品に夢中になった時の情熱を続編放送時までそのまま維持するのは難しく、その間に他の作品に夢中になることもあります。でもこれは「熱が冷めたわけではない！」と、ファンの中でちょっとした葛藤が起きる時、妥協策として、作品の位置付けが「今の一番」から「殿堂入り」へと変化するのです。

どういうことかといいますと、自分の中でその作品を「不動の名作」に据える代わりに、ファン活動の優先順位からはいったん外します。そうすることで、作品への愛は保ったまま、「『進撃』は変わらず好きだけど、今の一番は『けものフレンズ』！」という状態にするのです。

そして、それと同時に起こるのが、「推し」から「好き」への変化です。
「推し」が言葉の通り、周りに勧めたり積極的に情報収集や情報発信をしたりするほど夢中になっている状態だとしたら、「好き」は積極的な行動をあまり伴わないいわば「スタンバイ状態」です。

「好き」な作品には思い出も思い入れもあり、たまに見るとやっぱり楽しい。
しかしファンを積極的に行動させてムーブメントを起こすのは、「推し」な作品の方なのです。

こうした変化は、作品人気のマイナスにはならない“一見ポジティブな変化”です。
しかし「殿堂入り」した「好き」な作品の続編は、一定の人気が保てる代わりに
いわゆる「今期の覇権アニメ」にもなりにくくなります。“予想外の大ヒット”が多い最近は特にそうで、変わらず面白いものを改めて共有するよりも、自分たちで新しく発見した面白さを広める熱量の方がはるかに大きくなっているからです。

「進撃」が1期ほどは盛り上がらないのも、良くも悪くも「今さら騒がなくても面白いのは周知の事実」な作品になってしまったからなのでしょう。

続編の盛り上がりを阻害する“大きな壁”となっているのは、よく挙げられる作品のクオリティー、飽き、トレンドの変化といったマイナス要素というよりも、このように「作品は変わらず好き」という、一見ポジティブなのにその実消極的な変化の方なのだと思います。

そうなると、続編作品が1期を超えるほどのムーブメントを起こすには、作品の出来はもちろん、もう一度ファンの「今の一番」の「推し」作品に返り咲く必要があります。これはある意味、アンチや期待はずれといったネガティブなものよりよっぽど手強いものです。

「ユーリ!!! on ICE」や「おそ松さん」と、まだまだ話題作の続編が控えていますが、それらがこの大きな壁を超えるには、ファンが1期で作品にハマった時の記憶を塗り替えてしまうほどの、強烈なインパクトが必要になってくるのではないでしょうか。

https://mantan-web.jp/2017/05/31/20170531dog00m200044000c.html

 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
進撃がステーキなら金モザごちうさサザエさんクレしんが味噌汁ってことか。
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
進撃は一期は何回見ても面白いが、二期は面白くないそういうこと
面白ければ売れる優秀なスタッフが辞めたか配置を変えられたか。
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
単純に質が落ちてるものが多いからじゃない？
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
進撃の赤軍とか言って、ドイツ軍の苦闘描いたほうが見たいわ
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
進撃の巨人なんて題材が意味不明すぎて、ついていけないんだよ(´・ω・｀) 内容の問題
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
進撃は間隔あけすぎじゃね？”鉄は熱いうちに打て”時間が経つと冷め（覚め）ちゃうよ。
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
でも必要以上の盛り上がりの中、一部原作で先に触れてた人は
先取り感でいい気持ちになってたでしょ？そんな人らも得意気に踊ってた感。
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
例に出てる「進撃」だけで言うと、実写のコケたのが大きい。
あのへんの人らが”必要以上に盛り上げる”必要のないコンテンツになってしまったから。
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
進撃の巨人は一期の制作陣が良すぎて
二期でもその恩恵を受けてるだけ、ほんとはもっと下だよ。二期の制作陣じゃ
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
最近のアニメは10話くらいですぐ終わっちゃうからつまらない。
最初から3～4クール前提で連続放送してほしいわ。
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
進撃の巨人は間隔が空きすぎたからじゃね？熱覚めてるしょ
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
1クールで終わったら続きは原作で読んじゃうから、アニメ見る必要がなくなるんだよね
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
けもフレが引き合いに出されているけど
あれは１クールで全部出し切ろうとした結果だから
本当に評価されるのは原作漫画終了後の映像化だと思う
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
ストーリーの途中からという初見への参入障壁&飽きて離れる人は常に一定数以上居る　それだけの事
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
熱狂させた作品ほど観客を冷静にさせる期間を作ったらもうダメ
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
アニメ観る側も頭固い人が増えてきたから高齢化が原因の一つでもあるかもしれない・・・。
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
続き物の分割は継続者しか対象にならないからね。
日常物の続きでさえ、視聴に敷居が高いと思われてるんだし
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
原作付き作品だと「原作が充分溜まってないのに一期ウケたから見切り発車しちゃう」
ヤツあるじゃん？オリジナル展開とかで世界観壊しちゃったり。
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
一期から「飽きちゃった人」とか引かれて、新規のファンが入りづらい。マイナスはあってもプラスが無い。
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
1期だの2期だの言ってる段階で熱が冷める
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
その点ジョジョってすげーよなー、どの部も最後まで面白さたっぷりだもん。
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
進撃は期間があき過ぎただけじゃなく糞実写がとどめをさした印象
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
なんだかんだ言ってごちうさは強かった
 
 
名前：名無しさん投稿日:2017年05月31日
 
短く区切ってしまうからさ。間空けば熱も冷めて来るよ
待ってる間、結局待てずに他のキャラに走ればそれまでなんだよ
どんな熱を持った作品でも熱は冷める。
 
 
 

(´・ω・｀)春なんか探さなくともグラブルが覇権ってわかってたよね