■佐伯監督作品

これが私の御主人様（2005年）
まほろまてぃっく特別編 ただいま◆おかえり（2009年）
めだかボックス（2012年）
めだかボックス アブノーマル（2012年）
放課後のプレアデス（Youtube版）（2011年）
放課後のプレアデス（TVアニメ版）（2015年）
 
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今の日本のアニメ業界がこのままで良いと思っている人は業界内でもそれほど多くはありません。 けれど誰もが状況に問題があると認識しながらも、その状況から抜け出す方法を見つけられていないのが現状です。問題とは、自分たちが「面白いもの」を作れていないのではないかという疑問です。

— 佐伯 昭志 (@sae980) 2015, 8月 29

面白いものとはこの場合「作るに値するもの」「観るに値するもの」のことを指します。そしてそういった「描かれるべき何か」が何なのか分からないままでも作品を作り続けなくてはならないのが問題ということです。

— 佐伯 昭志 (@sae980) 2015, 8月 29

「描かれるべきもの」を持たない物語は終わることが出来ません。目的地を設定せずにゴールを目指すようなものです。どこにもたどり着くことはありません。そうしてさ迷う物語はひどく辛く苦しそうに見えます。

— 佐伯 昭志 (@sae980) 2015, 8月 29

そうなっていった原因の一つは物語の大量消費にあります。「面白そうなことは誰かがどこかですでにやっている」という状態もとっくに通り越し、再生産をひたすら繰り返した結果、物語とはこうでなければならないという定形が出来上がってしまいました。

— 佐伯 昭志 (@sae980) 2015, 8月 29

言い方を変えると、送り手と受け手がそういう共通認識を作り上げてしまったということです。創造力に任せて多様性を探るよりも、既にある型(共通認識)に己を上手く当てはめるのが物語を作るということになりつつあります。

— 佐伯 昭志 (@sae980) 2015, 8月 29

送り手と受け手の共犯関係が上手く機能すれば双方が幸せになれそうなものですが、一方でそれはアニメのハイコンテクスト化という問題も孕むようになります。送り手と受け手の「共通認識」が深まりすぎると、よほど好きな人しか寄り付かなくなる、ということです。それは市場の縮小を意味します。

— 佐伯 昭志 (@sae980) 2015, 8月 29

 
 

@sae980 どの業界もそうですよね・・・すべては金が原因ですが

— フィル・築島倫の監視役 (@TMN_CAR) 2015, 8月 29

@sae980 ガンダムが、コレですね

— へのへのもへじ (@henohenomohezi3) 2015, 8月 30