的外れでまとまりがないかもしれませんが、ゲンキさん @Genki119 の発信を受けて痴漢問題についての意見を書きました。

痴漢問題は「女性vs男性」ではなく「まともな人間vs犯罪者」https://t.co/Gr3sMECCk6

— 橋本ナオキ@11.11-12デザフェス (@Abhachi_Graphic) 2017年10月31日

・僕を含め、多くの男性は痴漢被害について全然知らない
・男性が「痴漢許さん」と発言することはかなり大事
・痴漢が普通にいることがキモすぎるし恥ずかしい

本来この問題で悪いのは痴漢という犯罪者だけのはず。男女間の戦いではなく「まともな人vs犯罪者」。まずは痴漢を排除する空気作りが最優先だから、今まで声を上げてこなかった男性も一緒にやろう。ということです。

この問題が槍玉に上がると、一部の男性は被害者に対して心ない言葉を浴びせ、冤罪を主張します。でもそもそも痴漢が一人もいなかったら冤罪もないわけで、諸悪の根源は痴漢なんですよ。痴漢がいる限り冤罪は生まれます。

そして一部の女性は「今まで女性が声を上げても何も起こらなかったのに、男性が声を上げると受け入れられている」「加害者側である男性が気軽に痴漢を語るな」という悔しさや怒りを露わにしていました。その怒りはもっともで、幾度声を上げても男性に裏切られてきたことは、男として「申し訳ない」としか言えません。ただ「痴漢ぶっ殺す」と声を上げ始めた男性を目の敵にはしないでほしいです。

雑な解釈で申し訳ないですが、今の痴漢問題の議論はこんな感じですよね。
完全に一部の男女間の言い争いのようになっています。

■いまの痴漢問題議論

■本来あるべき議論

もし、この記事をまともな感覚を持った男性が読んでいるなら、
痴漢許さんという意見をどこかで表明してください。

女性からの共感を貰ったり、男性が「痴漢被害を見つけたら助けよう」と心の中で思うよりも、ごく普通の男性も一緒に声を上げて「痴漢はまっとうに生きるすべての人間の敵」という空気を作れば、少しは良い方向に変わると思っています。

日本人は電車内での通話や化粧など、違反という空気が出来上がっている行為には厳しいからです。まずはその空気作りが大事じゃないでしょうか。
　
　

記事を読みました。

題とイラストに、またかよ、とげんなりしました。
またか。また「男女の対立」か。また男女が同等に対立していることにされるのか。そういうげんなりです。（続きます）https://t.co/ZsZiEAENVb

— Erin (@makoamd) 2017年10月31日

「全ての男がそうではない」と言う男性の漫画を描きました。#NotAllMen pic.twitter.com/sEniohXkqO

— 小林ギリ子 (@kobayashigiriko) 2017年1月27日

「男性たちが受け入れやすい視点」だからと目をつぶれば、もしかしたら橋本さんの記事を読んでいくばくかの男性の考えが変わるかもしれません。それは自分も思ってます。

けれど、【痴漢と二次加害の被害者に濡れ衣を着せる】【攻撃的な被害者というラベリング】を容認することはできません。

— Erin (@makoamd) 2017年10月31日

「俺たち男がしてきたこと」をぼかした結果、男たちからの二次加害にへとへとになっている女性たちを「目を吊り上げて男と対立する女性」に仕立てるのは、【被害者に濡れ衣を着せる】という、まさに男たちが条件反射のごとく口にする【冤罪】であり、【貶めるという攻撃】です。やめてください。

— Erin (@makoamd) 2017年10月31日

「実行犯ではないが女性を攻撃する男たち」
「訴えに耳を貸さず押しつぶす男たち」
「冤罪がもはや被害の声を殴りつける武器に悪用されている」

この実情を知らせるところからじゃないですか。https://t.co/AGdWJTkEfp

— Erin (@makoamd) 2017年10月31日

橋本さんの記事は男性視点ですから、男性には受け入れやすいでしょう。

でもね、【男性たちが女性たちを攻撃してきた】この事実をぼかしたまま【何も知らなかった潔白の僕たち】を出発点にするのは、攻撃されてきた女性達をあまりにもないがしろにしていると言わざるを得ません。出発点が違う。

— Erin (@makoamd) 2017年10月31日

第一に、女性を三角目で描くのが既に偏見です。
確かに女性たちは怒っています。
でもそれは「おれは痴漢じゃない」の男たちからの【攻撃】の結果です。https://t.co/AGdWJTkEfp

— Erin (@makoamd) 2017年10月31日