※この記事にはラブライブ！サンシャイン！！１３話の内容や、一部批判的な文章が含まれます。閲覧にご注意ください

（略）

再三になるが、「サンシャイン！！」のアニメはとても良いものだった。

放映開始までの不安を消し飛ばすほどに毎週非常に楽しめていたし
常に次回が楽しみだった。それくらいストーリーにもキャラクターにも楽曲にものめり込んでいた。

特にストーリーと挿入歌（歌詞）の繋がりなどは至高と信ずる。
アニメ挿入歌としての正しい姿と使い方を見せつけられた気がしたほどに。

これも繰り返しになるが、やはりそれでも気になる点はいくつかあった。

第３話のファーストライブにおける「時間まちがえたでしょ」問題や
第９話における「辻褄の合わないダイヤの言動と行動」問題
第１２話における「μ’ｓの解散宣言をした海岸を上塗りする」問題も引っかかるところがあるのは事実だ。

どれも安易な演出の為の犠牲となった感じは否めず
上記三点においてはどれだけ好意的に解釈、独自補完しようにも難しいものがある。

しかしこれらはまだ些細な問題でしかなかったのだ。

第１３話を見るまでは。

まずアバンにて、会場にしいたけ（高海家の愛犬）が平然と並んでいるところ。
唖然とした。いくらアニメだからと言っても、これは如何なものだろうか。
ネタとしては面白いのかもしれないが、それ以上に首を傾げてしまう。

次に屋上での練習シーン。今更やるべきところだろうか、これは。
他にもっと描写すべきものがあったと思えて仕方がない。

そして大事な地区予選本番においてクラスメイトたちを歌にだけでも参加させようという発案。
画面の中の梨子同様、顔が曇る。
これは後に「歌えるのは事前にエントリーしたメンバーだけ」ということで事なきを得る
それにしたって言うタイミングがもっと前にあった筈だ。
当日現地まで駆けつけたクラスメイトたちにその場で告げるというのもおかしな話だろう。
また「歌えるのはメンバーだけ」という点も、この際は梨子のわがままでも構わない
「９人で歌いたい」とされた方がすんなり飲み込めただろうと個人的には思う。
少なくとも、夜のベランダのシーンにおける彼女の表情の陰りは
そういう意味なのではないかと勘繰っていた。

会場控室などでの各学年の語らい。
ここは純粋に良かった。むしろもっと尺を使ってもよかった部分だろう。
前述した屋上シーンの分の尺でここに詰めた方が、よりメンバーの団結や想い
本番にかける緊張などを描けたのではないだろうか。

そしていざ、ミュージカル。「ラブライブ！」のアニメにおいて
ミュージカル要素はμ’ｓ時代の第１期からあったものだ。

意図的にミュージカル的な部分を導入する演出システム。
それを考えると問題ないのかもしれないが、こと「サンシャイン！！」においてはそう簡単にはいかない。

「サンシャイン！！」では第１話を除いて、それらしい部分が他にないのだ。
だからこそ突然のミュージカル調には目を疑った。
予想外と言えば聞こえはいいが、問題はその内容にも及ぶ。
メンバー各人が加わっていく過程をそれぞれが語るが、かつて重要だったシーンまで演劇として軽く語られてしまうことに違和感を覚えた。第８話における千歌の渾身の「悔しかったんだよ」でさえ、非常に軽い焼き直しとして見せられてしまったのだ。これは如何ともし難い。

何より、このミュージカルは地区予選においてどういった位置にあるのか。
本番に至る前に各グループに設けられたアピールタイム、と考えるのが妥当だろうか。
いずれにせよ、「これまでのラブライブ！サンシャイン！！」をミュージカルとして語るこの演出
些か浮いてしまっていたのではないかと思えて仕方がない。
会場にいる観客に内浦とAqoursのことを知ってもらいたい
その為の演目であり演出であったとしても、やりたいことはわかるが、やり方がまずかった。

この時点で少し冷めた目線で視聴していたが、更に大きな爆弾がこの後である。

本番前、士気を高める恒例の点呼。

「１！」「２！」「３！」「４！」「５！」「６！」「７！」「８！」「９！」

――「１０！！」

クラスメイトによる「１０」の点呼。頭を鈍器で殴られたかのような衝撃だった。

それはμ’ｓの声優陣たちによる実際のライブで、もはやお馴染みのもの。
元々は観客席にいたファンたちがおもむろに叫び始めたもので、いわば公認の非公式コール。

それを公式が逆輸入してきたのだ。

第１０話のサブタイトルにも使われた「シャイ煮」も元はAqoursニコ生ネタであったことを考えると、こうした逆輸入がまたあるだろうことは危惧して然るべきだったのかもしれない。クラスメイトたちの「私達も一緒に」という想いの現れであることも理解できるが、こればかりは安易に過ぎたと思う。

超長いので全文↓
http://square-head.hatenablog.com/entry/2016/09/25/211148

 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
まあそう思うわな
って感じ
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
全くその通り
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
注意書きしてあるからボロクソだと思ったらそんなじゃなかったた
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
正論しかねえ
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
めっちゃ早口で言ってそう
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
アニメぐらいにに色々考えすぎ
只の娯楽にごちゃごちゃ考えすぎなんだよ
「◯◯事件」とか書いてるけど
ただカッコよさそうな文体を使ってオナニーしてるだけじゃん
たかが深夜アニメに何を求めてるんだか…
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
深夜アニメだって時間割いて見るわけだしそれなりに面白いものを期待するよな
今回はそれができてなかったってだけ
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
この人の本持ってる
考察に考察を重ねて本を書く人だなと思ってた
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
気使って書いてんなーって感じ
こんなに優しくなれねえわ
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
閑話休題とか使ってるのが臭い
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
9話のダイヤが描いたのすら引っかかるってよく分からんな
いいエピソードだったと思うけど
まぁ十人十色の感想があるのが当然だし
本人も言ってる通り個人の感想に過ぎないんだからな

 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
ど正論だよ、これ……
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
全然正論じゃないが
10コールにケチつけるガイジですやん
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
大体皆が感じてる事を綺麗に優しくまとめてるな
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
あの12話までを肯定できていた信者の目線でもこれほど叩きどころが見えている
これはすごいことですよ
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
映画の時もこんなんあったよね
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
前々から思ってたけど逆輸入がなぜここまで嫌われてるのかが分からない
ただ寒いというだけ？
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
1～12を肯定的に評価してる時点でも凄いし
やっぱ相当気を使って書いてそうだよな
10コールは地雷って奴意外と
いるんだよなー、自分はそこまで思わないけど
あれ公式が取り込んだのはミスだと思うわ
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
ちゃんと書いてて草
13話叩いてない俺が読んでも不快にならない文
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
あらゆるジャンルで逆輸入が受け入れられることって少ないというかほぼ無いよな
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
逆輸入は本当に賛否両論になることが多い
例えばtwitterのラピュタのバルス祭り
最近の放送でテレビ局とかの公式がノリだして冷めた人が結構いた気がする
個人的にはネットでリアル動かしたって感じで好きだったんだが
オタクは繊細な人が多いのよ
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
花田は艦これでなにも学ばなかったのか
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
逆輸入ってあとふんばルビィか？
あれふりりんの踏ん張ってる姿が浮かぶから好きじゃない
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
ツイッターの絵師みたいに
何とか好意的に解釈しようとこっちからアプローチせなあかんのですか
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
犬連れてくるとことか観客がステージの近くに駆け寄るとことか
ただのアニメの演出なのにあれをリアルと混同する奴がいるのが怖いよね
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年09月27日
 
あの演出やる意味あんのかな
わざわざアニメで厄介みたくないわ