押井守監督がアニメを作らなくなった理由「一緒に作る職人がいない」

（略）

◆今の若い世代は破滅的な仕事の仕方はしたがらない（押井守）

【押井守】　
アニメ作りも職人の世界です。とにかく彼らは偏屈だし、言うことを聞かなくて気難しい（笑）。
自分のパートを120％完璧にやりたいと思うものなんだけど、
それをやらせると作品が破滅の道に向かってしまうので、90％でいいじゃないと。
「そろそろ出してよ」って言いながら、なだめたり、すかしたり。
最後には「出せよ、この野郎」と脅したりして（笑）。そういう世界ですよ。

ただ、国内ではそういう精度が高い仕事ができるのは、おそらく業界全体の5％以下くらい。
今の若い世代は個人主義になってきているし、画はうまくなって世の中の評価は受けたいけれども、
上の世代のおやじたちみたいな破滅的な仕事の仕方はしたがらなくなりました。
僕がアニメを作らなくなっている最大の理由は、一緒にやってくれる人間がいなくなってきているから。
そういう職人は全体から見れば滅びつつあります。

【丸若裕俊】　
そうなんですか。アニメ界って、まさに寝食を忘れて物作りに没頭する職人たちが集まった世界のような印象がありました。キツイ職業ではあるんだろうなと想像していましたが、
それでもそこに打ち込む熱い気持ちがあって人生をぶつけているといいますか……。

【押井守】　
僕がやってきたことは宮大工みたいなところがあって。
職人が作ってきたパーツを集めて、それを組み立てて作品を作っていくということ
一方、テレビでやっているようなアニメは建売住宅みたいなもの。
そういう意味では、やっていることが少し違うんですよ。

ただ職人にとって、何か新しいことをやろうというのは過去の自分を否定することだから。
例えば『攻殻機動隊』のときにやったのが、デジタルのCGを導入することでした。

手描きアニメの時代はデジタルが敵だと思われていて、とにかく職人たちを説得しました。
それに乗る人もいたし、新しいことをやりたがらない人もいました。
だから一緒に組む職人がどういう仕事をするのか見極めることも大事。
そのために一緒に酒を飲んだり、“事情通”に話を聞いたりもします。

「あの作品のあのパートはすごかったけど誰が描いたの？」と聞くと、
「実はあれを作った人はクレジットとは違っていて、作画監督がすべて直している」とか。
そういう裏の裏まで調べないと、仕事を発注した後で痛い目に遭うんです。
だからアニメ監督というのは、プロデューサーみたいなところはあると思います。

http://www.oricon.co.jp/news/2072361/full/

 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
基本的に暗い
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
イノセンスとか凄まじい職人芸だなぁとは思ったけど…そこで止まっちゃうね。良くも悪くも職人、芸術家肌。アニメジャンルではその辺難しそうだわ
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
20世紀には歴史に残る作品連発した人が老害みたいな事を言わないでほしいよ
糞みそいわれながらいい歳で『レコンギスタ』作った冨野もいる訳で
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
押井はちゃんと軌道修正したからね。そろそろガルパンをやって欲しい（本人は嫌がりそうだけど）
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
やいやいや、壊してきたのアンタでしょ。
張本人でしょ。まーた愚痴は自己紹介の法則か
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
職人は客の需要に沿ったものを創る。オシイはどっちかって言うと村上隆みたいなアート志向でしょ。
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
単に次作って欲しいと思う人がいな…おっと
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
イノセンスの映像レベルを求めているのかな?
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
かねてから監督は作らないと決めるんじゃなく
作れなくなるときが来るだけとは言ってたけど・・・
まあこの人らしいとは思う
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
界の半分を怒らせた結果、必要な人員が要求水準以上で確保できなくなったんでしょｗｗ
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
この人は拘りの部分を全部自分の手でやろうとする
興味の無い部分は他人任せで、本人にとって美味しい部分だけ手を出す
そこが気持ち悪い。
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
そういう「破滅的な仕事」を是としてきた体質が、業界のビジネスモデルの破滅に直結してるんじゃという気がするが…
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
日常の陰になってる部分に焦点合わせるような作風ほんとすき
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
富野御大将みたいに下に優しくも厳しい指導できる人間なら
ついてくるんだろうけどさ。劇場パト1しか面白いのがないってのはな・・・
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
イノセンスとか見終った後の後味悪さ最悪だった。金返せレベルのオナニー。
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
こいつだけ目立って下っ端に何か恩返ししたかよ。人徳がないんだろ。
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
だってあなたが作品に関わると私物化しますやん
パトレイバーなのにレイバーが殆どでない作品作ってどうするんだよ
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
押井のはなあ…
へたすると本当に話がつまらんというか眠くなるんでなあ…
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
細田守と押井守ってたまに間違える
 
 
名前：名無しさん投稿日:2016年05月29日
 
職人？てめぇが好きなものしか作らんヤツなら
そいつは職人仕事じゃなくて道楽って言うんだぞ
理解して引き合いに出してんのかよ