棺姫のチャイカ・アウトブレイクカンパニーの作者・榊一郎氏
 

甲鉄城のカバネリ――見てる。ああ、くそ、やりたかった事、先にやられた（日本風スチームパンクの事ね）。いやまあ、昨今のラノベ界隈じゃ、この種の独自世界観は先ず企画通らないんで、先もクソもねーんだけども……

— 榊一郎 (@ichiro_sakaki) 2016年4月14日

甲鉄城のカバネリ、第一話見終わった。ああ、本当に色々先にやられてる。そういえば「進撃の巨人」との類似性を指摘する意見を散見するけど、進撃の巨人自体が一種ゾンビものの文法で構築されているので、当然っちゃ当然だな。これは。

— 榊一郎 (@ichiro_sakaki) 2016年4月14日

 

甲鉄城のカバネリ。作中で「ウイルス」って言葉が使われてる事に違和感を抱いている人が一定数居るみたいで。確かにあの世界観と台詞回しでアレは浮いてるんだけど。どうしてそうなったかについては二つくらい理由というか可能性が推測出来る。一つは単純に「それが一番伝わりやすいから」。

— 榊一郎 (@ichiro_sakaki) 2016年4月14日

和風の世界観で英語なりラテン語なりを使うのは明らかにおかしいんだけど、アニメというある種、画面情報は膨大だけど、概念情報（絵に描きにくいもの）はひどく不自由な作品では、ウイルス、と表現するのが一番、限られた時間的、演出的リソースの中で伝わりやすいから、それを選んだ、という考え方。

— 榊一郎 (@ichiro_sakaki) 2016年4月14日

実際、作中の表現を観てると「これってウイルスか？」と首を傾げざる得ない描写が幾つかある（特に一話終盤）。なので敢えて「呪い」を「ウイルス」という言葉に言い換えている可能性がある。

— 榊一郎 (@ichiro_sakaki) 2016年4月14日

でもって、例えば「ウイルスの発見は電子顕微鏡が無ければ不可能」という話から、蒸気機関の存在と併せて考えるに、あの作品の世界観設定がおかしいのだ、という考え方が出てくる訳なんだけど。まあそれ以前に、細かく観ていけば、蒸気機関、内燃機関、火薬、機械工学、そういったものの発達の具合と

— 榊一郎 (@ichiro_sakaki) 2016年4月14日

武士の存在、主人公の様な機械工学の専門職の存在、その他諸々考えると、かなりアノ世界っていびつなのな。そこから更に妄想逞しくすると、「実はアノ世界って一度文明滅びたんじゃね？」的な考え方も成り立つ。電子顕微鏡が過去には存在したけど、もうそれを作り出せる文明が無い、説。

— 榊一郎 (@ichiro_sakaki) 2016年4月14日

だとするとウイルス云々は「知識としては伝わっているが、実際に観たモノは居ない」→「だからこそやたら迷信ぽい言動が武士達の間にも観られる」、更には「どうもウイルスといってるけど、ウイルスと違わないか？」的な演出にも筋が通る。……………というのはまあ、一ラノベ書きの妄想だけどさ。

— 榊一郎 (@ichiro_sakaki) 2016年4月14日

実際には監督や脚本家が何も考えてない可能性ってのも、無い訳じゃないけれど。そう考えて二話以降見た方が多分、楽しいんじゃねえかな、という余計なお世話的呟きでした。

— 榊一郎 (@ichiro_sakaki) 2016年4月14日

 
・ヤマカンみたいなやつだな
 
・通らないんじゃなくて通るように説得すればいいのでは？
 
・意識高い系作者か
 
・考察しすぎて草生えた
 
・俺も実は先に考えてたんだけどなー先にやられたわー