アルドノアの企画が始まったのはfatezeroのオンエア前
最初はロボットもので大河ドラマをやろうという話をしていた
時代がかかった、スケール感のある話をやりたいと思っていたが、そうしたらガンダムＡＧＥに先を越されてしまった
３世代にわたる大河ドラマでしかも火星ということまでかぶってしまった
あとはそのころ出ていたキーワードは「王道」でした
合言葉としては「ガンダムをやろう」という話だったのですが、そのあたりは難しかったですね
今にして思えば「ガンダム」はたまたま、今になって古典になったから王道に見えるというだけであって
オンエアされていたころは王道として作られていたわけではありませんでしたから

－ひとくちにガンダムといっても色々な要素がありますが、虚淵さんがそこでイメージされていたものは？

考えれば考えるほどガンダムってなんだったんだろう・・・とわからなくなった
むしろ僕なりの答えが出たのはアルドノアから離れたあとで、ザ・パシフィックという第２次世界大戦を題材にした海外ドラマを見たときにこれはガンダムだと思えたんです。

従軍した人の回想録を下に作られているドラマなのですが、仲間のために勇猛果敢に戦ってがんばって、
だけどそういう人が次々と犬死していく、それを見てようやく自分の中でガンダムの位置づけといいますか
一番肝である部分が理解できてきた感覚がありました。

要するにガンダムというのは英雄が何も出来ない話なんだなって、いや、ガンダムというよりガンダムから始まったりあるロボットのラインとでもいえばいいのかな、戦争の中でロボットが兵器として使われている中での群像劇って、まず前提として戦争モノである以上はキャラクターは翻弄されてナンボなんです
でもガンダムという兵器自体はスーパーロボットである。
少なくともザクに比べればはるかにスーパーです。
でもそんなスーパーなロボットに乗って片方の陣営の最強の兵士にまでなったアムロという主人公が、惚れた女１人も守れず、自分の運命そのものはなんら切り開けず、彼にとって一番凄かった奇跡は生き残れた事だ、という。

その無常感が「ガンダム」なのではないか、と

イナホとスレインはアムロとシャアを意識した
望まないのに英雄になっていく地球側の主人公と
英雄になるためにどんどん大事なものを切り捨てていく火星側の主人公という位置づけで考えた

名前：名無しさん投稿日：2014年12月15日

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　　　　　　　／　　　 　 ＼　 　あとあおきえい監督のインタとかも読んだけど
　　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　１期ＯＰの姫が銃を向けてるシーンあるけど、あれはまだ解決してない
　　　　／ 　 （●）　 （●）　 ＼　この作品の象徴のカットなので色々考えてもらえるともっと楽しめるよ！
　　　 .| 　 　 　 （__人__）　　 　 |　 　 ＿＿
　　 　 ＼　　　　｀ ⌒´ /￣￣⌒/⌒　　 /　　って書いてあったわ
　　　　（⌒＼　　　　　/ 　　　　/　　 　 /
　　　　i＼　　＼ 　 ,(つ　　　　/　　　⊂)
　　　 .|　　＼　 　 y(つ＿＿_/,＿＿⊆)

ってことはやっぱあの姫様本物ってことか・・・