まどマギは「地元の伝統料理を都会で出したら大人気になったみたいな作品」

『まどマギ』の人気脚本家・虚淵玄が苦言！ネット評価は緩やかな言論統制の産物

〈アニメはひとりでつくるものじゃないんですから、見ていて気持ちを揺さぶられた部分を全部「虚淵」の名前で消化されちゃったら、本当に心血注いでつくっている人の立場はどうなるの？って思いますね〉
〈矢面に立っているのは監督だという気がします。キャラ人気も自分のせいではないですよね。（中略）なぜ脚本家が注目されているのかという気がしますね。なんだかんだいって最後に責任を取るのは監督ですし、監督が描きたいもののために、いろんな策を提案していくのが脚本なんです〉

しかも、これらはたんに謙虚さから出た発言ではなさそうだ。
虚淵氏は、脚本家の仕事がアニメ作品全体とイコールで結びつけられることへの疑問を表明している。

虚淵氏は、各脚本担当作品の“ネタ元”や“狙い”について触れているが
どれも斬新さやオリジナリティといった自己の作家性を否定する。

虚淵氏を一躍有名脚本家に押し上げた『まどマギ』は、魔法少女たちの “バトルもの”で、かつ物語の序盤から主要キャラが惨死する “鬱展開”が今までにないものだ、と絶賛された。
しかし、これもそうではないと虚淵氏は言うのである。

〈（女の子だけのバトルものは）「魔法少女リリカルなのは」もありましたから、決して「まどか」が新しかったわけではないと思います。魔法少女がひどい目に遭うなんて、それこそエロゲーの世界では手あかがつくほどのモチーフですし〉

　曰く「地元の伝統料理を都会で出したら大人気になったみたいな作品」。

たしかに『まどマギ』は、放送当初から“ニワカオタ”と“硬派オタ”の間で
作品の新奇性についての論争が巻き起こっていた。
結局、当の虚淵氏はなにもかも織り込み済みだったというわけだ
この客観的な視座こそが、虚淵氏の特徴なのである。

そもそも脚本は視聴者の目に直接触れることはない。そ
のため、脚本家について評価することは本来であれば難しいはず。
実際、「アニメの脚本とゲームのシナリオでは、書き方の違いはありますか？」と問われ、こう答えている。

〈歴然と違います。（中略）アニメの脚本は、要は監督と絵コンテの演出さんに見せるためのものなので、お客さんが読むものではないんですよ。しいて言うなら声優さんが読むわけですが、それも声優さんの演技を通して別ものに翻訳されていくので、しょせん設計図なんですよ〉

　また、自作の『PSYCHO-PASS』について、“未来警察もの”として『攻殻機動隊』や『パトレイバー』といった同ジャンル作品との差別化のためにフィリップ・K・ディックを参考にしたと語っている。ここからも共同制作上での役割に自覚的であると同時に、ジャンルにおける自作の立ち位置にも非常に意識的に取り組んでいることが伺える。おそらくこうした作家性と切り離した冷静な視点こそが虚淵氏に成功をもたらしたのだろう。

しかし、こうした虚淵氏の思いとはまったく別に、ファンの間の虚淵評価は急激に高まっていった。
それらはおもにネット、Twitterなどのソーシャルメディアの中で醸成されたものだ。

　実は虚淵氏は同誌の『楽園追放』特集のなかで、こうしたネット言論についても言及している。
この15年の情報環境の変化について聞かれた際
「世代的についネガティブになってしまいます」としたうえで、こんな感想をもらしている。

〈「これからはインターネットのおかげでみんなお友達になれるぞ」って。
僕らの世代が社会人になったときのビジョンはバラ色だったので
まさかネットのおかげで友愛や相愛が理解されるよりも
早く偏見や憎悪が分散されちゃうことになるなんて思いもしませんでしたし、悲しい結末ですよね〉

　さらに、ちょうど『まどマギ』の時期に一気に普及したTwitterについてもこう話す。

〈いつの間にやら恐ろしいメディアになりましたけど。日に日に使い方が難しい代物だと思いますね。ネットのお祭り騒ぎがメインになってしまっていて、情報そのものを手に入れるための手段ではなくなっていますし。「たとえデマでも祭りになるならいいじゃない？」という恐ろしい空気を感じますよね〉
〈それが常識になってしまうと、うかつに口を開けなくなりますよ。何をネタにしていじられるのかわからない世界って、一種のゆるやかな言語統制のようなものですよね〉

　サイバーパンクSFである『楽園追放』は、電脳世界「ディーヴァ」が物語の鍵を握る。もしかすると、そこには虚淵氏のネットへの失望が反映されているのだろうか。こんなことをいうと、あのクールな調子で「それはただの深読みです」と返されてしまうかもしれないが……。

http://lite-ra.com/2014/11/post-648.html

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

地元＝エロゲー
都会＝一般萌えアニメ
ってことか？

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

同人でよくある二次創作レベルのシナリオで大ヒットしちゃったんだから本人もビックリだろう

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

ガルパンの方がよりそれに近い

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

あそこまでお膳立てしておいてもらって良くそんなことが言えるな
最初から都会向けの料理だったろうが

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

まどマギは泣きゲーって感じでもない気がする
（一回も泣きゲープレイしたこと無いけど

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

あの絵柄でハードSFみたいなことやったから面白かっただけで
サイコパスとか糞のカスほど面白くなかったじゃん

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

今なら分割2クールとかできたのかなデモベ

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

地元の伝統料理っていうか
同僚の倉下さんのエロゲが結構面白くてヒットしたからそれパクっただけですやん？

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

アンチというわけではないが
まどマギよりもっと面白くて凄い作品はあると思うんだけどなぁ

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

まどまぎは正直一話は糞アニメの予感しかしない
広げた風呂敷をちゃんとたたむ面白ささんだろうな
まどマギって

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

TVシリーズより叛逆は更に面白い
こういうのは珍しい

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

二期や派生作品をアニメ化する気配がまったくないな
金のなる木だと思うんだけど

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

売れるか売れないか人気が出るか出ないかは地力以外に
タイミングというか時の運やらプロモーションやら色々あるから…

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

2011年冬は他に面白いアニメがなさすぎてな…
禁書2期とISぐらいか

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

売れるかどうかは売り方次第なんだけど
たまに口コミで大当たりすることもあるせいか
ビジネスするのが悪みたいな風潮があってだな
ゲーム業界はこれが特に酷い

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

とはいえアニメ界に乗り込んだエロゲーライターが
皆成功してるわけでも無いんやな
久弥とかめておとかだーまえとか

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

この人は真っ当な話書くから安心して観れる

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

ムラが少なくコンスタントに仕事ができるって本当に大事

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

（深夜）アニメの脚本家って虚淵玄しかしらない
やっぱビッグネームなんだろうな

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

ぶっちゃけ偶然の産物だろーまどマギは
同じことを二度やろうとしても成功する可能性は限りなく低い
そういうレベルの偶然の結果

名前：名無しさん投稿日：2014年11月22日

仮に虚淵新房うめてんてーまた集めて
まどマギじゃない新作を作ったとしても
まどマギみたいに人気がでるって保証はないわな

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