茨城）ガルパンファン、今も人気絶えず　大洗の商店街

アニメ「ガールズ＆パンツァー（ガルパン）」の放送終了から１年半。
舞台となった大洗町に、今もファンが続々と訪れている。かつて「聖地巡礼」が目当てだったファンの視線は今、
地元の商店街へ。店主たちのおもてなしがアニメファンの心をつかんでいる。

商店街の一角にある書店「江口又新堂（ゆうしんどう）」。８月末、４人の男性がお茶を飲みながら店主を囲んでいた。いずれもガルパンをきっかけに大洗を訪れ、店の「常連」になったメンバーだ。

　「１週間の仕事の毒をここで落としていくんです」

　東京から毎週のように訪れるという会社員の男性は笑顔を見せる。

ガルパンファンと商店街の店主たちの交流が始まったのは２０１３年３月。
キャラクターの等身大パネル５４枚を店や旅館の軒先に置いたのがきっかけだった。

企画した一人で大洗まいわい市場の常盤良彦さん（４４）は「ファンのマナーがすごくよかった。それぞれ『推し』のキャラがいるので、互いのコミュニケーションのツールになれば、と考えた」と振り返る。

結果は想像以上だった。
パネル目当てに訪れたファンたちが、今では商店街の店主に会うために大洗に来るようになった。

週１回は足を運ぶという相模原市の会社員相沢政徳さん（４４）は
「初めはガルパンが気になっていたが、今は商店街めぐりがメーンになってますね」と話す。

　「お茶飲んで」「野菜食べな」。街を歩けば、いろいろな店から声をかけられる。からあげや焼き鳥を食べ歩いたり、軒先で世間話をしたり。「昭和の香りを感じるのがいい。冬には両親を連れてきて、あんこう鍋を食べさせたい」

商店街の店主たちにとっても、ファンとの交流は楽しみの一つになっている。

アニメの中で戦車が突っ込んだ旅館としても知られる「肴屋本店」の代表大里明さん（３７）はこう話す。

「今では多くのお客さんが『ガルパンファン』から『大洗のファン』になっている。お客さんと会話する楽しさを改めて思い出させてもらった気がします」

■「徹底」「継続」ポイント

大洗町を訪れるガルパンファンは今も絶えない。

鹿島臨海鉄道大洗駅の構内に設けられたインフォメーションセンターの入場者数は
今年５月に１０万人を突破。８月も５千人を超える客が訪れた。

野村総合研究所の調査によると
小売りや飲食・宿泊、公共交通機関の利用も含めた１年間の経済効果は約７億２千万円にのぼる。

　調査した野村総研の神山裕之さんは、大洗町に多くのファンが集まったポイントとして、「徹底」と「継続」を挙げる。

街には、横断幕やのぼりが掲げられ、あたかも地元の高校のように演出されている。
「アニメと現実の境界線を極限にまで撤廃し、その世界に浸れる仕組みとして機能している。ある意味、ディズニーランドに共通している」
という。

　また、イベントやキャンペーンを街の特定地域に限定せず、周辺にも広げていったのもポイントだ。
「地元の商工会が中心となって、継続的に様々な取り組みをしてきたことが、成功につながったのでは」（照屋健）

http://digital.asahi.com/articles/ASG9256RMG92UJHB008.html

　　 ／￣￣＼　大洗いったことないけど
　／　　 _ノ　　＼ 　どんだけ大洗にはガルパンファンから大洗ファンになるくらいの魅力があるんだ・・・
　|　　　 （ ー）（ー）
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　　 ヽ　　　　　ノ　 　 　 　/　　⌒　　⌒ ＼　町の人と会話しまくってるのかよ！！
　 　 i⌒＼ ,__(‐- ､　　 　/　　（ー) ::::（ー)ヽ　まぁ聖地巡礼するやつはコミュ症じゃないってことか
　 　 l ＼　巛ー─;＼　　| 　 :::⌒（__人_）⌒:l
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