キャスティングは、俳優含めてみんな合ってて驚いた

あか姉のノートに泣かされた(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ

昨日見て来たけど、良作だね。個人的には秩父3部作の中では一番。天気の子よりも好みだな。

ストーリーや演出にケレン味はなく、悪く言えば平凡かもしれない。
ただ、登場人物の描写が素晴らしい。あおいのキャラデは、一見何の特徴もないようでいて、しっかり主人公らしい可愛いらしさを表現している。
心理描写も、メインのあおい、あかね、シンノ、慎之介の相手に寄せる思いを余すところなく描き切っている。特に姉妹愛には心を打たれる。
そして何より、声優の演技がどの人も白眉と言うか出色と言うか、本当に素晴らしかった。

でも、前述のように派手な展開はないし、台風のあおりで、興行的には厳しいかも。

書き忘れ。新宿のバルト9で見たんだけど、冒頭のシーンであおいのベースの低音の響きがハンパなくて腕前のほどがうかがわれ、その後なりゆきでもプロのバックバンドに入ることに違和感がなかった。この映画は少しでも音響のいい映画館で見たほうがいいと思う。

マリー脚本のわりにあんまり癖がなくて見やすかったな

あおいと正嗣がかなり好き　この二人上手いことストーリー上のベースとドラム担当って感じだな

台風重なって不運だったとはいえ、最終的にハロワにすら負けるようだったら
長井はもう監督として終わりかもしれんな
これだけスタッフもキャストも音楽も才能集めてこの程度かよって

まあ作品自体は今回それほど悪くはなく、失敗したのはプロモーションだと思ってるが

なんか今回はマジで一般受け狙った王道脚本を書いてみました
って感じだったな。

個人的にはもっとひねくれた脚本も見たかった。主人公と姉が
大人しんのすけを取り合うぐらいの脚本の方が岡田麿里っぽい気がする。

TVシリーズと映画を同列には比べられないとは思うけど、
あの花の時はじんたんが『 めんまが！ 』とか言っても
他の面子に中々理解されずじれったいシークエンスが続いたけど、
( それに、結局他の面子やめんま母・弟にはじんたんの様にリアルには認識出来なかった訳で… )

空青ではあまり間を置かずにツグに『 実体あるし 』とか確認してもらってたし
ラスト近くとは言え、慎之介もあっさりしんのと対面しちゃうし
その後、あか姉もしんのと直接会って助けられてるし…

あの花/ここさけのじれったい流れが苦手だった人には受ける演出だと思う。

あおって騒音とか言われてたけどうまいのかへたなのかどっちなんだろうな
あの時だけヤケクソに弾いてただけかな

同級生には自分より下手なやつとはって言ってたからそれなりにうまいとは思うけど

正直最後タイムスリップ物であることを願ったけどな。

あのままだとあのしんのって切なくない？結局いなくなるし。
過去にもどるぐらいの展開を期待したんだけどな。

まあ空飛んだ時点でそれも無理だったのかもしれんが。

これ男の脚本家が書いてたら「女性の幸せを結婚ありきとしている」
って叩かれてたかもね。

意外と岡田麿里ってそこあたり古い価値観も持ってるよね。

最後のあおいが走るシーンはなんか劇場アニメだとやたら見る感じだったな。

時をかける少女あたりからああいう走りながら叫ぶみたいの結構多すぎてベタ過ぎる感じしたわ。

30過ぎたおっさんおばさんには響く映画だけど、10代から20代半ばの若者にはピンとこないだろうからな

現代のキッズリターンみたいな話
あかねのいってる通り、今の31歳なんて社会的には若造だもんな

キャラと言うより背景がそれなりには
良かったな、深海にセンスで負けてるとは言え。

会場周りの電灯がまんま写真撮ったような出来は
正直いただけなかったな