京都のアニメ制作会社の火災で３４人が死亡した放火殺人事件で、容疑者の男が事件の前日にガソリンの携行缶などを載せた台車を押し、広い範囲で移動していたことがわかりました。

　殺人や現住建造物等放火の疑いで逮捕状が出ている青葉真司容疑者（４１）。事件の２日前、メガネをかけ、リュックを背負って宇治市内を歩く姿が防犯カメラに写っていました。

　今月１８日、京都市伏見区の京都アニメーション第１スタジオで起きた放火殺人事件では、その場にいた３４人が死亡、３４人が重軽傷を負いました。

　事件前日の１７日午前１１時すぎ、台車を押す青葉容疑者の姿が。およそ５分後、そこから北西へ４００メートルほど離れた場所でも、防犯カメラに写っています。
警察によりますと、午前中にホームセンターでガソリンの携行缶などを購入したとみられています。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3733191.html

■京アニ放火犯の青葉容疑者、
携行缶を台車に乗せて徒歩で現場まで６キロ移動か　複数の防犯カメラに映る

京都市伏見区桃山町因幡のアニメ製作会社「京都アニメーション」の第１スタジオが１８日に放火され、男女３４人が死亡、３４人が重軽傷を負った事件で、青葉真司容疑者（４１）＝殺人や現住建造物等放火などの疑いで逮捕状＝とみられる男が、事件前日に京都府宇治市内のホームセンターでガソリン携行缶や台車などを購入後、北に約６キロ離れた事件現場付近までの広範囲を徒歩で移動していたことが２３日、分かった。

京都新聞社は、青葉容疑者に似た男が１７日に撮影された防犯カメラ映像を複数入手した。
宇治市宇治のホームセンターの北西約７００メートルに設置されたカメラには午前１１時１５分ごろ、赤い半袖シャツの男がガソリン携行缶の箱やバケツなどを載せた台車を押し、第１スタジオや本社のある北方向に歩いて行く姿が写っていた。
約５分後、この場所から北西約４００メートルのカメラにも、男が同じ方向に向かう様子が撮影されていた。

さらに北東約３・５キロの本社付近の路上でも、午後２時半ごろに男の姿が防犯カメラに記録されていた。

https://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20190723000152